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レンタカー回送ドライバーの仕事とは?

 同系列の店舗であれば、出発したお店ではなく乗り捨てで異なる店舗に返却できるシステム。「乗り捨て」と呼ばれるシステムですが、トヨタレンタカーでは「ワンウェイシステム」と呼んでいます。呼び方はともかく、この違う店舗に車を還せるシステムを採用しているレンタカー業者も増えてきました。もちろんこのシステムは乗り捨て料金がかかりますが、借りる側には便利でレンタカーの使い方が広がる仕組みです。それでは乗り捨て手数料がこの車、どうやって元の店舗へ戻っていくのでしょう。考えてみたことありますか?
 もちろんこのレンタカーは、人が運転する事でもとの店舗に戻っていきます。この、車を店舗に 戻す仕事をしている人を、回送ドライバーといいます。レンタカーを運転するのが、回送ドライバーの主な仕事になります。ですがもちろん、乗り捨てられた車がある場所まで、移動しなければいけません。これは車を持ち帰る以上、車で行くことはできません。ですから行きは電車を使って移動する事になります。
 回送ドライバーは、時給制の場合と、出来高制の場合があります。出来高制の場合は、キロあたりの金額で報酬が決められます。また、レンタカーの運転では、高速道路が使えるところはなく、時間がかかる場合が多くなります。そもそもレンタカーの乗り捨てが増えるときは、道路が混雑する時に被る場合も多く、車の運転が好きな人しかできないお仕事です。それほど割のいい仕事ではありませんから、長く続かない人も大勢います。
 この回送ドライバーの仕事は、普通免許だけでも始めることができます。運転代行と一緒で、ひとりで車を運転するだけですから、自分の免許で運転できる範囲の車に乗れるのです。もちろん長時間運転しなければいけませんから、楽な仕事ではありません。ですが、いろんな車をお金を貰って運転できるというのは、車が好きな人にはちょっと憧れでもあります。電車で出掛けるのも好き、車の運転も好きな人にはいい仕事かもしれませんね。

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