カーシェアリングはレンタカーの仲間
カーシェアリングは、登録をした仲間同士で自動車を共有する仕組みです。レンタカーとの大きな違いは、カーシェアリングはあくまでも、登録した人達が共同で使う車であって、不特定多数を対象にはしていないという点です。そしてどちらかといえば、日常的な買い物や子供の送り迎えなど、短時間の利用を想定したシステムです。長時間利用となるとレンタカーのほうが安上がりになることが多いので、料金体系も異なります。また、レンタカーが借りたときだけ料金支払いが発生するのに比べて、カーシェアリングは一定の会費を支払うことになります。借りる側からしてみれば、料金の支払い方法も、車の使い方も、別のものになっています。
このように、カーシェアリングとレンタカーには様々な違いがありますが、実はこのふたつはお仲間です。法令上はレンタカーと同じ扱いになり、ナンバープレートも「わ」ナンバーです。カーシェアリングも車を利用してお金を払うという仕組みは一緒ですから、同じ扱いになるのです。
ですが、ナンバープレートでは仲間でありながら、カーシェアリングとレンタカーはライバル同志でもあるわけです。どちらにもメリット・デメリットがありますから、今はどちらを選ぶ冪か、住み分けがはっきりしていません。ただ、カーシェアリングは今急速に拡大している分野ですから、レンタカー派の人も一度検討してみるといいかもしれませんね。