レンタカーのナンバープレート

　ナンバープレートは、その車を識別するためのものです。そして普通に個人が乗っている自家用車と、不特定多数の人が使うレンタカーは区別されています。　ナンバープレートは、地域名、種類用途による分類番号、ひらがなによる事業用判別文字、指定番号、色、大きさで公正されています。レンタカーかどうかわかるのは、ひらがなによる事業用判別文字です。それではレンタカーの判別文字はなんでしょう。
　もっとも多いのは「わ」ナンバー。ですからレンタカーのナンバープレートは、「わ」だけだと思っている人もいるかもしれませんね。ですがレンタカーは「わ」ナンバーだけではありません。２桁ナンバーの時には、北海道と、鹿児島と長崎の離島では「れ」ナンバーが使われていました。ただ、分類番号が３桁ナンバーに変わってからは全て「わ」ナンバーですから、現在レンタカーで「れ」ナンバーはほとんどありません。
　また、小型のレンタルバイクは「ろ」ナンバーが使われている場合もあり、「わ」「れ」「ろ」の３つが、レンタカーのナンバープレートということになります。
　このナンバープレートであれば、運輸支局の許可を受けたレンタカー事業者という事ですから、点検業務や整備などはきちんと行われているはずです。無許可のレンタカー事業であれば不安も残りますから、念のため確認してみても損はありませんね。
　また、レンタカーを借りている人の多くは、地元の人のように道路状況に詳しいわけではありません。観光地であれば、初めて運転する土地という事も十分に考えられます。レンタカーだとわかったら、周囲の人が気を使ってくれる事もあります。借りるときだけでなく、レンタカーに遭遇した時のために、レンタカーのナンバーは覚えて覚えておいてくださいね。